開業後、どうやってお客さんを獲得していくか決まっていますか?
一般的な営業方法としては、
- チラシを作って配布する
- 飛び込み営業をかけて話を聞いてもらう
- インターネットで集客する
といった方法があります。
チラシやお客さんに会いに行くのは効果的ではありますが、
インターネットで集客できれば、24時間自動的に営業することが可能となります。
なぜ24時間自動的なのかというと、インターネット集客は、ホームページなどを作成し、ネット上に公開することで、お客さんは24時間、いつでも見ることができるからです。
初心者が勘違いしがちなこととして、ホームページを公開さえすれば、すぐに問い合わせが来るんだろうと期待することです。
そもそも、お客さんがインターネットで何かを探すときは、グーグルやヤフー、ブラウザの検索ページから探したいものを検索します。
検索結果にホームページなどのWEBコンテンツが表示され、探している情報が載っていそうなサイトをクリックしますよね。
残念ながら、作ったばかりのホームページはこの検索結果に表示すらされないことがほとんどです。
素人が作った、プロが作った、どちらにしても、それが現実です。
せっかくホームページを作っても見てももらえない。というのが普通なのです。
見てもらえないホームページでは集客はおろか、問い合わせ1件すら取れません。
ネットで集客なんて夢のまた夢・・・
と諦めてしまうかもしれませんが、基礎的な部分を理解し、必要な努力を重ねていけば、毎月依頼や問い合わせがくるようなホームページ運営も可能となります。
どんなホームページであれば見てもらえるのか・・・
具体的に言えば、検索結果の1ページ目に表示されるホームページになることです。
インターネットは私たちの生活に欠かせない存在になりました。
情報やサービスを手軽に探すためには、良いウェブサイトが必要です。
その中でも、ウェブサイトの「権威性」は大事なポイントです。
信頼されるサイトは検索エンジンで上位に表示されたり、ユーザーにも好印象を与えたりします。
上位表示されるサイト作りをしないと、せっかく作ったホームページも、誰の目にも止まりません。
行政書士が開業する前にホームページの基礎知識について知っておくことで、開業後にホームページを集客ツールとすることが可能です。
ワードプレスとは
ワードプレスは、コーディング不要でプロフェッショナルなウェブサイトを構築できる、初心者向けの強力な無料ツールです。
なぜワードプレスを選ぶのか?その理由は多岐にわたります。
まず、多彩なテーマとプラグインが用意され、ビジネスサイトから個人のブログまで、あらゆる要望に対応可能。
ワードプレスのインストールとセットアップは、ホスティングサービスによってはワンクリックで完了し、操作は非常に直感的です。
柔軟で拡張可能なテーマも魅力の一環で、ビジュアル面においてもユーザーの要望にマッチします。
また、プラグインの利用により、SEO最適化、セキュリティの向上、追加の機能組み込みなどが簡単に行えます。
さらに、コンテンツ管理もシンプルかつ効果的です。
記事やページの編集は初心者にも理解しやすく、リッチなメディアも簡単に組み込めます。
ワードプレスは世界中の利用者がサイトやYoutbeなどで解説しているので、分からないことも簡単に検索できます。
質問があれば簡単に解決でき、初心者でもハードルを感じることなくウェブサイト構築に取り組むことができるのです。
ワードプレスは手軽で強力かつ無料で使えるウェブサイト構築の鍵です。
httpとhttpsの違い
HTTPSは、SSLやTLSといった暗号技術を利用して通信を行うことで、信頼できるウェブサイトとの接続を確保する通信方法です。
HTTPSを使用し、暗号化することで、情報が途中で盗み取られるのを防止し、より安全なネット閲覧を提供することで、ユーザーへの信頼性が向上します。
HTTPSが使用されているサイトにはブラウザでの表示に鍵アイコンが現れます。
これは、Googleが推奨している通信方法ですので、必然とSEO対策の重要な項目と言うことができます。
暗号化されていないサイトはセキュリティソフトによっては閲覧が遮断されることもあります。
こういったサイトは、ユーザーから危険なサイトとしてみなされることとなり、自分のサイトを見てもらえないということになります。
権威性とは?
権威性は、ウェブサイトが信頼性や専門性を持っているかどうかを示す言葉です。
信頼性があると、ユーザーは提供された情報に対して信頼を寄せ、検索エンジンもそのサイトをランキングで上位に表示しやすくなります。
ポイントを簡単にまとめると
【信頼性】ウェブサイトが提供する情報が正確で、ユーザーが信じやすいこと。
【専門性】サイトが特定の分野やテーマについて知識を持っていること。
専門家が解説することで、権威性が上昇し、それだけ上位表示されやすくなります。
行政書士のホームページは行政書士という専門家が解説しているということで、専門性が発生し、それだけ権威性が高くなります。
【検索エンジンに優遇される】検索エンジンは信頼性の高いサイトを好む傾向にあります。
ビジネスや個人の魅力アップ!オンライン上での権威性は差別化の手段になります。
行政書士に限らず、ホームページ作りで大事なことは、正確な情報を提供することです。
提供する情報は間違いがなく、信頼できるものにするのが大事です。
こまめに書きなおして、最新の情報に更新しましょう。
ドメインとは
ドメインは、ウェブサイトのアドレスとして使われるもので、例えば「www.example.com」のような形式です。
ユーザーがウェブサイトにアクセスするための簡単な名前で、IPアドレスの代わりに使われます。
ドメインを取得するには、一般的にはドメインの販売業者から購入するか、レンタルサーバーを契約するとドメインを1つもらえるのでそれを利用します。
ドメインはブランドを表す一部であり、検索エンジンやユーザーにとって覚えやすくなるような適切な名前を選ぶことが重要です。
そのドメインが上位表示されやすい力があるかどうかを表すものとして、ドメインパワーというものがあります。
ドメインパワーは、ウェブサイトの信頼性や権威性を示す指標で、0から100のスケールで評価されます。
ドメインパワーは、バックリンクの質と量、コンテンツの品質、SEOの最適化、ソーシャルメディアでのシェアなどから影響を受けます。
高いドメインパワーを持つサイトは、検索エンジンでのランキングが向上しやすく、信頼性が高いと見なされます。
SEO戦略の評価や、他のサイトとの競合比較に利用され、リンクの獲得やウェブサイトの信頼性向上に役立ちます。
事務所名が分かりやすいドメイン名を選び、高品質なコンテンツを提供することで、ドメインパワーを向上させることが重要です。
ドメインパワーの強いサイトを作ることで、検索エンジンでのランキング向上やユーザーの信頼獲得に繋がります。
存在する期間が長いほうがドメインパワーは強くなる傾向があります。
なるべく早い段階で、事務所のホームページを作っておくことをオススメします。
オリジナルのドメインを作ることで、ドメイン名の入った事務所オリジナルのメールアドレスも作成が可能となります。
SEOとは
SEOは「検索エンジン最適化」の略で、ウェブサイトを検索エンジンにより良い位置に表示させるための手法やプロセスを指します。
ポイントを簡単にまとめると
①目立つようにする
SEOは、検索エンジンでウェブサイトをより目立たせる手法です。
ユーザーが特定のキーワードで検索する際、そのキーワードに関連するウェブサイトが上位に表示されやすくなります。
②良いコンテンツがキモ
検索エンジンは良いコンテンツを好みます。
SEOでは、ユーザーが有益な情報を得られるようなコンテンツを提供することが重要です。
③キーワードを使う
ユーザーが検索する際に使われる言葉やフレーズ(キーワード)を理解し、そのキーワードを適切に使ってコンテンツを構築します。
④リンクの重要性
他の信頼性のあるサイトからのリンク(バックリンク)が、ウェブサイトの信頼性や検索エンジンランキングに影響します。
初心者が始めるSEOは、良質なコンテンツを提供し、キーワードを理解し適切に使うことから始めることがおすすめです。
まとめ
ホームページでの集客成功の秘訣は権威性、ドメイン、そしてSEOの理解と適切な活用にあります。
権威性は信頼性と専門性を表し、ユーザーと検索エンジンの信頼を勝ち取り上位表示しやすいホームページとなります。
ドメインは行政書士事務所のブランドの一翼を担い、選び方が重要です。
ドメインパワーは信頼性の指標であり、他サイトとの連携が影響します。
SEOはキーワードと良質なコンテンツを通じて、検索エンジンでのランキングを向上させます。
また、ユーザーが見やすいサイトを構築することで、WEB集客の成功を着実に築いていけます。