業務考察

【行政書士開業直後の業務考察】法人設立業務

行政書士の業務を紹介していくページ

今回は「法人設立業務」です。

 

法人設立業務とは?

その名のとおり、法人を設立するための手続きを代行する業務です。

一番多いのが株式会社の設立ですが、合同会社や社団法人、農業法人、医療法人、宗教法人などの設立もあります。

 

どんな手続き?

株式会社の設立を例にとって説明しますと、定款の作成から認証までを行い、司法書士さんへ設立登記の依頼と引き継ぎまでを行います。

場合によっては、設立登記後に行う開業の届出等も行います。

 

注意点

法人設立で最も注意しなければならないことは、設立登記です。

設立登記は行政書士にはできないため、依頼者本人が行うか、司法書士さんへ依頼するしかありません。

そのため、登記申請を行ってくれる司法書士さんを見つけておくことが必須です。

まれに、この登記申請を行い、処分される行政書士がいます。

 

想定される客は?

起業したい個人

事業が軌道に乗った個人事業主

新しい事業を立ち上げる法人役員

などが主なお客様となります。

 

どんな準備をしたらいい?

会社法の勉強と、公証役場での手続きの勉強をしておきましょう。

定款認証手続きはオンラインで可能ですので、オンライン会議ができる環境の準備も必要です。

 

まとめ

法人設立は、その後の許認可業務へ繋がりやすい業務です。

しかし、オンラインサービスが増えているため、受注しずらい業務でもあります。

起業したい人が集まる場への積極的な参加や、セミナー開催などが効果的です。

 

 

 

 

 

 

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