業務考察

【行政書士開業直後の業務考察】(創業)融資申請業務

行政書士の業務を紹介していくページ

今回は「(創業)融資申請業務」です。

 

融資申請業務とは?

個人や起業が事業のための借入れを行うために、金融機関への借入れ申込のための事業計画の作成から、申込までをサポートする業務です。

特に、個人の起業、開業、開店のための借入れとして、日本政策金融公庫への融資申請が主な業務となります。

というのも、事業を始めていくと、必ず金融機関との付き合いが発生し、事業を行っている方は、自分で金融機関との相談を行います。

これに対して、これから事業を始めようとする個人は、事業資金の借り入れとは無縁です。

また、個人がいきなり事業資金の借り入れを金融機関へ相談にいっても、貸してもらえないことがほとんどです。

そこで、政府関連の金融機関である日本政策金融公庫への融資申請を利用することになるのです。

 

どんな手続き?

借入れに必要な事業計画の作成をサポートし、金融機関(公庫)への申込をサポートする手続きです。

必要な資金の収集から、資金や事業の計画を立てます。

 

注意点

申込をしたから必ずお金が借りられる。とは限りません。

このことは、業務に入る前に必ず説明を行いましょう。

 

想定される客は?

これから事業を始める個人です。

ホームページやSNSで業務を行っていることを宣伝しましょう。

事業によっては、許認可が必要なことがあります。

一緒に受注することで売上も上がります。

既に事業を行っている事業主や会社は、金融機関との繋がりが既に構築されているため、融資申請の相談はほとんどありません。

 

どんな準備をしたらいい?

自分の行政書士として独立開業する事業計画を作成する練習をしておきましょう。

開業に借入れが必要な場合は、実際に公庫へ自分で申し込むと、業務全体の流れを使むことができます。

 

まとめ

事業計画の作成を覚えておくと、補助金などの事業計画書を作成する業務も可能となります。

また、お金が絡む業務のため、特に事前説明を忘れないよう注意しましょう。

 

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