行政書士の開業前には、事務所の表札を用意しましょう。
行政書士法施行規則によると
第2条の14 行政書士は、その事務所に行政書士の事務所であることを明らかにした表札を掲示しなければならない。
とありますので、表札の掲示は義務となります。
表札とは事務所名などを玄関や門に表示する札です。
形式に指定がないため、事務所名がわかるものを掲示しておけば大丈夫です。
自分で作るもよし、看板屋さんに頼むもよし、ネットで買うもよし、といったところです。
表札の種類
事務所名だけの表札や、業務メニューが記載された看板タイプがあります。
事務所名だけの表札はデザイン作成に時間がかからない反面、何をやってくれる事務所なのかがわかりづらいです。
反対に看板タイプは何をやってくれる事務所なのかわかりやすいですが、デザインの作成に時間がかかります。
表札を自作する場合
例えば自分で作る場合は、100均でフレームを買い、パソコンでデザイン作成して印刷したものを設置するといった具合です。
印刷する用紙を変えたり、水が入らないようにコーキング剤などで処理したりすば、外にも掲示できます。
看板屋さんに注文
地元の看板屋さんに依頼して作成してもらう方法が一番わかりやすいです。
設置場所から、設置方法、デザインまで全て相談が可能です。
ホームセンターでも作成が可能です。
デザインから設置まで、相談できるので特に拘りたい場合や、ネット注文に不安がある場合はこの方法になります。
表記文字やイメージを紙に書いておき、設置する場所の寸法を測ってから相談しましょう。
表札や看板はネットで注文
自分では作れないようなもの比較的安価で作りたい場合はネット注文がオススメです。
デザインは自分で決める必要があります。
設置する場所、寸法を計測してメモしておきながら、イメージに合ったものを選びましょう。
下の画像がリンクとなっています。ネット注文のイメージとして確認してみてください。
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表札の素材
事務所名の表札はステンレス表札がオススメです。
外に設置しても錆びないのと、デザインが法律系事務所にピッタリなためです。
印刷物をアクリル板で挟んだアクリル表札は室内にオススメです。
看板の場合は外壁やフェンスなどに設置するため、アルミ複合板を選びましょう。
看板はほぼアルミ複合板にデザインを印刷したシートを貼ったものになると思います。
看板タイプのものは対候性のあるアルミ複合板がオススメです。
事務所の色がわかるようなデザインであるとGoodです。
デザインや事務所の業務内容等から作成する必要がありますので、ある程度事務所運営が安定してから作成する方法もあります。
設置方法
ステンレス表札をブロックやレンガなどの門や壁に貼り付ける方法は両面テープやシリコンコーキングで接着します。
建物の外壁に貼る場合は両面テープです。
雨で剥がれてしまわないように外壁用などの外設置用のものを使用しましょう。
看板など大き目のものをフェンスに設置する場合は、事前に看板にいくつか穴をあけてもらい、インシュロックや針金などで固定します。
賃貸物件の扉など、原状回復が必要な場所に設置する場合は両面テープになります。
両面テープを剥がしたときに設置していた部分が剥がれると原状回復が必要となるので要注意です。
風雨にさらされない場所であれば、フォトフレームなどに入れて置く方法がとれます。
アルミ複合板の場合は設置場所にもよりますが、壁面に貼り付ける場合は強力な外壁用の両面テープを使用します。
針金などで固定できる場合は事前に看板に穴をあけてもらうようにします。